既存客の向けのキャンペーンを実施している美容室で
タイミングを変えただけで
年間売上が120%以上UPした事例です。
そのサロンは、
3月に既存客へ感謝祭というキャンペーンで
全てのメニューを20%OFFというイベントを数年実施しておりました。
過去にもコンサルティング会社が支援をしていたらしく
3月キャンペーンの廃止を提案していたらしいです。
ですが、
多くのお客様が楽しみにしているという事もあり
スタッフ達から猛反発があり不発に終わっていたようです。
僕からは
「3月のキャンペーンを廃止でなく、
お客様がいつも綺麗で居られるように2月に移動したらどうだろうか?」
と、下記の図を見せながら提案しました。
今のまま3月のキャンペーンでは
12月に集まった多くのお客様が3月に合わせて来店している現状があります。
3月に来店した方は、次は6月、9月、12月と来店され
年間で言うと約4回の来店回数になります。
しかし、
2月にキャンペーンを移動すると
12月に集まった多くのお客様が2月に来店されます。
2月に来店されたお客様にサイクル短縮の提案がしっかり出来れば
年間で約5回から6回に来店になります。
これで年間売上が多く変わるし、
3月の卒業式などイベントが多い時期に
お客様が殺到する忙しさから皆さんは解放されて
お客様としっかり時間が取れます。
しかも!
3月から2月に変更する事で、
3月に通常新規客を集客がする事が可能となり
さらにベースアップを春に行う事が出来ます。
ちなみに、この美容室は
3月はキャンペーンやっていて、販促施策を打っても新規客を対応できないから・・・
という理由で実施していなかったので
実施した事で、反応率0.5%程度の効果がありました。
この美容室が
昨年対比120%以上のUPとなった大きな成功要因は
キャンペーンのタイミングを変更した事です。
この経験があったので
6月にオープンしたから
毎年6月に、
「●周年記念キャンペーン」
を毎年実施しているサロンにも
シュミレーションを見せながら、
開催月の変更を提案させてもらって
年間売り上げを大きく伸ばしてもらいました。
是非、皆さんも既存客向けのキャンペーンの
・タイミング
・内容
などを見直すると良いヒントがあるかと思います。